ひよこに何が起こったか?
 

すべてのことに感謝〜エピローグ

実は、あまりよくないことなのだけど、私は痛みに対して人よりも鈍感らしい。
これは前から気がついていて、とても注意していた。
人からはよく「そんなになるまで我慢してがんばっていたんだ」
って言われるけど、がんばっていたわけではないのだ。
まだ大丈夫っていう基準が人と比べて違うのだろうと思う。
私が痛いって自覚したらけっこう大変なことになっていたことがとても多い。

今から考えたら、11月30日のコンペは痛かった。
ラテンを欠場したけど、でも客席からラテンを応援している私がいた。
12月7日の福岡グランプリは1曲ずつ痛みとの戦いでもあった。
口も利けないほど痛みが激しかった。
つくづく福岡で倒れなくてよかったと思う・・・・・。

私のようなタイプは「痛い」って感じる前に、なんとかしないと手遅れになるのだ。
もっと自分の身体に敏感になっていたらここまで苦しい思いをしなくてもすんだかもしれない。
身体からのシグナル、サインは絶対見逃してはいけないのだ。
いくら鈍感でもサインは絶対くるのだから。
(今回は下腹部の筋肉痛のような鈍い感覚だ。)

私のようなものがこれ以上ダンス仲間で出てほしくないと思う。
そうでなくてもダンサーは無理をする。
あと少しあと4曲だけ踊ったら・・・・あともう1つ予選勝ちたい。
絶対無理している。そんなことしちゃいけないのだ。
欠場する勇気、途中で棄権する勇気。
これは忘れてはならないと思う。

だってね、命がなくなったらダンスだってできないのだから。
ダンスも大事だけど、自分の体と向きあって生きていかなくちゃ。
そして自分の身体は自分だけのものじゃない。
いっしょに暮らしている愛する家族のものでもあるんだもの。
以下の一文は私の宝物のひとつになりました。

ひでちゃんが私の友人へ送ったメールの一部です***********

卵管を切除したことに関しては、二人とも悪いところを取ったという感覚
でしかありません。
手術前に先生から「自然な妊娠はできなくなります」と言われましたが、
とっくの昔から子供のことは考えてなかったので、何とも思いませんでした。
僕達は新しい生命を創りだすことはできませんが、今生きてる命が継続する 喜びをかみしめてます。
生きてることが単純にありがたく思えるのです。
*******************************

ひでちゃんありがとう。
この言葉は私にとって生涯忘れることができない私へのプレゼントです。
自分の人生では、自分が主人公だもの。
素敵なヒロインにならなくちゃ!!!
ひでちゃん、これからもずっといっしょに生きていこうね!

私はひよこ組としてこれからもずっと、ひでちゃんと踊っていきます。
復帰はいつになるかわからないけど、いつの日かきっと踊れることを信じています。
ひでちゃんを誰にも渡したくないって気持ちがあればがんばれそうです(笑)
復帰後のひよこ組のダンスは一味もふた味も違ったダンスに変わっていくことだろうと思います。
だって今回で、私の人生観はとても変わったのだから。
どんなダンスを踊れるのか今から二人で楽しみにしています。
生きていてよかった。心からそう思っています。
まだまだ私にできることがきっとある。
だから生かしてもらったんだと神様と運命、すべてのことに感謝したいと思います。
そして、ひでちゃんとダンスを心から愛しています。 *^o^*

それじゃこれからもずっとひよこ組を応援してくださいね!

ここまで読んでくださってほんとうにどうもありがとうございました。
読んだ感想のDMお待ちしています。
では、東京オープンでお会いしましょう。
あの会場のどこかでみんなを応援しています。         平成16年3月

                  

これは3月半ば、姪が携帯で撮影してくれた写真です。
元気になって、姪っこの合格のお祝いにいったのでした。

写真が送られてきたときに「LOVE]が入ってたのでした。
恥ずかしい・・・普通の枠でいいのにーー*^o^*