ひよこ組いよいよ東部戦デビューの巻
(たまにはシリアス路線でございまする(^_^;)

天気は雨。高速を120キロで飛ばす。
いきなりフロントガラスに衝撃が走り何かがぶつかった!
何??
鳥だ!鳥がぶつかってワイパーにはさまれた!!
ふたりで「ぎゃーーーー!」と叫ぶもどうしよもなく、
翼ががはさまれたまま、ワイパーは右に左に、、、、(;_;)

ひでちゃん、冷静に行動してくれた。
よく急ブレーキや急ハンドルしなかったわ、、、。
1歩間違えれば死亡事故だ。心臓がきゅーーーーっとなる。
1キロ先にパーキングがあったので、すぐ止めて
不慮の事故死をとげた鳥をつつじの花のもとにそっとおいて、小さな命に合掌。
たぶん雨で翼が重くなって失速しちゃったのだろう。
動揺しちゃって、泣きそうになる。(;_;)
あーー今回はなんでこう精神的にキツイアクシデントに見舞われるのだ。
いやになる、、、立ち直れるだろうか。

申し込みにアクシデントがあり、パンフレットだけのプロデビューを
果たしたひよこ組だが、実際はアマノービスラテンじゃ。
ちゃんと出られるかどうか当日受付にいくまでどきどきだった。
案の定、受付用の出場者リスト一覧表(コンピューターから出力されたやつ)
には名前が載っていない。
おまけにパンフレットには間に合ったようだが、なんと名前が「千葉英昭」だって。
たった1文字違いなのだが、まるで別人だね、こりゃ。
なんとも変な気分。

年に2回行われる東北地方開催の東部戦で、今回は宮城県の仙台だ。
いろいろケチがついたが、なんとか出られるまでにこぎつけたんだから
がんばるしかない。

出場者の名前を見て驚いた。
想像はしていたが、こうまで東北の上級選手がそろうとは。(^_^;)
これじゃ選手権だよーーー。
おし!気合いれていくぞお!
試合が始まる。ひよこ組は最後のヒートの最後の番号。
へえーーー東部は審査員が回りを取り囲むんだ。
9人もジャッジがいるよお。
んでもって、どこからともなくワラワラと、選手がでてきて
踊るのねえ。
東北は、ちゃんと番号順に並ぶのだ。
だから、最後の番号のときなんていい場所はまったくとれない。
選手係の先生がチェックしていない人を探してくれるしね。(^_^;)
なんとも甘いのお。
東部はさすがに自己責任でもってちゃんと自分ででなくちゃ
出遅れるわけだ。き、きんちょーするぞ。

1予選
サンバ踊った。ぎこちないけど笑顔で踊った。
ルンバ、突然ひでちゃんが妙な動きをする。
「え?」
ニューヨークに行こうとするのを、ぐぐっとアレマーナに持っていかれる。
「何?なに?ナニ?」
パニックになりそうなのを抑えて踊る。
変だ。いつものひでちゃんじゃない。

なんとか終わったが喧嘩になりそうになる。
ひで「しかめっ面するなよお! 平気そうな顔しろよお。
   お、おれがルーチン間違ってて言うのもなんだけどさ!」
より「んだ」
勝手なこと言うなーー。こっちだってついていくのに必死だったんだからーー。
とにかくもう1回踊りたいよ。
あんなじゃやだ!

やった!2予選で踊れる。
でもひでちゃん変だ。サンバで音はずした。
それも審査員ががらーーーと並んだまん前で。ひょえ。
より「ねえ、どうしたのよ、ちゃんと音聞いてよ。あがってるの?」
ひで「上がってない。集中できないだけだ。今度はちゃんと踊るから!」
今度はって、、、、もうないかもしれないじゃん。(^_^;)

おおおお!最終予選に残った。
ちょっと信じられないが思いきり踊ろう!
ここまででひよこ組は終わったけど、あたしは満足。

ひでちゃんには何も言わなかったけど、2日前に私は自分でも驚いくくらい
他人の言葉によって傷ついていた。
秋田での優勝を伝えたときに返ってきたことば。
「それって、どれくらいうまいの?」
相手はたぶんそれほどの意味もなく、ほんとにどれくらいなの?という
そんな気持ちで聞いてきたのだと思う。
クラスがビギナー、ノービス、D級って段階があって、、、、、と説明している
うちにバカバカしくなって
「もういいよ。わたしたちまだへたくそだから」と電話を切った。

なんだかわからないが涙があふれた。
次から次に涙がこぼれて止まらなかった。
私たちよりうまい人は山ほどいるに決まっているではないか。
たかが東北のD級だもの。
私たちの踊りを見たら「へたくそだよね」って言われるだろう。
「どれくらいうまいの?」って聞かれたら答えようがないじゃない。
それ以上でもなく、それ以下でもない、自分の今一番がんばれる
レベルでどれだけがんばったかっていうだけのことだ。
わたしたちはへたくそだ。
それでいいじゃないか。
会話の中で彼女は言った。
「いいわねえ、一生懸命打ちこめるものがあって」
当然ながら彼女とは生き方が違う。夫婦でいっしょにがんばれるものが
みつかったこと自体、私たちは幸せなのだ。そうなのだ。
私たちはへただけど、「私たちなりの踊り」をすればそれでいいのだ。
そう開き直ることにした。

だから私はどんな結果だろうが満足だった。
9人ジャッジの中で、2人が最終予選までずっとフルチェックをくれた。
それだけでもうれしかったな。励みになるもの。

でもひでちゃんちょっと不完全燃焼らしい。
自分の踊りを踊れなかった悔しさでいっぱいだ。(^_^;)
なんだか後楽園初挑戦もそう遠いことではないかも。
ちょっと、大蔵大臣としてはきびしいのだけれど。

最終結果が発表になったが、これまた大間違い。
千葉英昭は第12位になっている。なわけないだろ。どう見ても別人だあーー(笑)
なんだか最後の最後までケチがついた。
どっちかっていったら、

プロラテン

 22   千葉 英明 千葉 順子     欠 場 

えへへーこっちのほうが断然かっこいいね!

今回はシリアスにまとめてみたけど、所詮ノウテンキなひよこ組!
ひよこ組のさらなる挑戦は続くのだった。ちゃんちゃん。